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地域医療連携推進法人とは

 地域医療連携推進法人は、医療法に規定された制度であり、2016年の医療法改正(地域医療構想の推進)により創設されました。地域医療構想の実現を目的として、複数の医療機関等が参画し、連携・協働を進めるための法人制度です。

 これまで各医療機関は、それぞれの役割のもと医療を提供してきましたが、人口減少や医療従事者の不足、医療ニーズの変化などにより、単独の医療機関だけでは地域の医療を守ることが難しくなってきています。

 そこで、医療機関同士が「競争」ではなく「協力」し、それぞれの強みを活かしながら、地域全体として持続可能な医療体制を築いていくことを目的として設立されるのがこの法人です。

 能代厚生医療センター、JCHO秋田病院、能代山本医師会病院の3病院は、「地域として医療を守る」という共通理念のもと、医療連携をより強固なものとするため、新たな枠組みの構築が必要であると判断し、地域医療を支えるための協働体制を正式に制度化する手段として、地域医療連携推進法人を設立するに至りました。

能代山本地域の現状

能代山本地域では、以下のような課題が顕在化しています。

  • 人口減少と高齢化の進行
  • 医師・看護師など医療従事者の不足
  • 救急医療や入院医療の維持の難しさ
  • 医療機関ごとの役割分担の必要性の高まり

このままでは、将来「必要なときに必要な医療が受けられない」状況になる可能性もあります。

地域で医療を守るという考え方

地域医療は、病院だけで成り立つものではありません。

医療を受ける地域の皆さま一人ひとりも、大切な担い手です。

たとえば

  • かかりつけ医を持つ
  • 適切な受診(救急の適正利用)を心がける
  • 医療機関の役割を理解する

といった行動が、地域全体の医療を支えることにつながります。

私たちが目指すもの

私たちは、地域医療連携推進法人として、

  • 医療機関同士の役割分担の明確化
  • 患者さんのスムーズな紹介・逆紹介
  • 医療資源の有効活用
  • 働きやすい医療環境づくり

を進め、「この地域で安心して暮らし続けられる医療体制」の実現を目指します。

地域の皆さまへ

地域医療は、「誰かが守ってくれるもの」ではなく、地域全体で支え、守っていくものです。

私たちは、医療機関同士の連携を強めるとともに、地域の皆さまとも手を取り合いながら、将来にわたって安心できる医療を守っていきます。

どうか皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

役員一覧

代表理事

太田原 康成

秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)

能代厚生医療センター 院長

理事

大塚 博徳

独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)

秋田病院 院長

加藤 裕治郎

一般社団法人 能代市山本郡医師会

能代山本医師会病院 院長

監事

佐々木 翔

秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)

能代厚生医療センター 経営企画課 課長

代表理事挨拶

地域医療連携推進法人「能代山本ともに医療ネットワーク」のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。代表理事を務めます太田原康成です。

私たちの住む能代山本地域は、今、少子高齢化と人口減少が加速するという大きな転換期にあります。こうした環境下で、地域住民の皆様が将来にわたって安心して質の高い医療を受け続けられる体制を維持することは、私たち医療従事者に課せられた最大の使命です。

こうした課題に立ち向かうため、当地域の医療機関が垣根を越えて手を取り合い、本法人が誕生しました。法人の名称にある「ともに」という言葉には、ふたつの強い決意が込められています。

ひとつは、「医療機関同士がともに歩む」ことです。急性期から慢性期まで、それぞれの病院が持つ機能を最適化・分担し、地域全体を一括りの「大きな病院」のように機能させることで、切れ目のない医療サービスを提供します。

もうひとつは、「住民の皆様とともに歩む」ことです。医療・介護・生活支援が一体となった地域包括ケアシステムを支え、皆様の健やかな暮らしを地域全体で守り抜きます。

私たちは、急性期包括期慢性期の医療提供の他、人材の共同育成、職員交流を通じた知見の共有に全力を注いでまいります。「この街でずっと安心して暮らしたい」。その願いに応えるため、組織の枠を超えた強固なネットワークを築き、持続可能な地域医療の未来を切り拓いていく所存です。

今後とも、皆様の温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

地域医療連携推進法人

能代山本ともに医療ネットワーク

代表理事 太田原 康成

(能代厚生医療センター院長)